「僕は幸せになっちゃいけないんだ・・・・・・。」
そう言ってうつむいたあなたを
私はもう永いこと見つめています
罪を償い  幸せを捨てて
苦汁の中をただひたすら唇をかみしめて生きるあなた
泣いたっていいじゃない
辛かったら泣いて辛いと言ったっていいじゃない
そう言いたい  でもあなたは
泣いて苦しみから逃れてはいけないのだと
きっとそう言って
また影の中にその瞳を落としてしまうのでしょう
ほんの少しだけ  休むことすら許されませんか
命のついえるその時まで  苦しみの中にだけ  生きるのですか
あなたをこの胸に抱きしめたい
この手はいつまでもいつまでも
届かないまま終わるのでしょうか
・・・・・私はこの瞳をそらさずに生きましょう
あなたが終わりまで苦しむというのなら
私も終わりまであなたを見つめ続けます
この手が届くことがないのなら
せめて見守るまなざしだけは  温もりを失うことのないように
いつか全てのしがらみから  解放されるときがくる
そのときは私の瞳をまっすぐに見つめてくれますか
そして私の胸の中で  安らかに眠ってくれますか――――――

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