午後八時の駅のコンコース  雑踏の中
改札を出て歩いていた少女がかけ出す
少女の瞳に映る少年の姿
微笑んで待つ少年の腕の中に少女が飛び込む
嬉しい笑みの中で抱きあう二人
待ち望んだ久しぶりの兄妹の再会
二人の年の差はたった一つ
けれどもやはり  兄は兄  妹は妹
そこに重なり合うものは
愛しいものに甘える無邪気な笑顔と
守るべきものを包み込む強い微笑み
死せるときまで変わらぬ血の絆
変えられぬ愛を知り  孤独なる時の心を支えるため
二人は  同じ場所に  生まれた



< old   new >
<< top